2008年03月25日

司政官 全短編

司政官全短編 (創元SF文庫 ま 1-1)

  •  眉村 卓

  • 販売元/出版社 東京創元社

  • 発売日 2008-01

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『日本SF全集・総解説』を読んだときにそのあまりにも高い未読率に思わず絶望しかけたのだが、こうしてめでたく一冊の本にまとまった『司政官 全短編』を読み終えて、当時読まなくって良かったと思ってしまった。
これはけっして負け惜しみなどではなく、本を読む時間だけは有り余るほどあった時代に読んでもこの本の面白さは分からなかっただろうと、当時の自分の知識や考え方を振り返ってみてそう思うのだ。もっとも、今だったら大丈夫なのかと問われると返答に困ってしまうんだけど。
まあそれはともかく、このシリーズは恐ろしいほど贅沢で密度の濃い作りをしている。
各話それぞれ異なる惑星を舞台とし、奇妙な文化や奇妙な生態系を持つ現住種族がいる。スタニスワフ・レムとまでは行かないけれども、突き詰めればそこまで到達可能なファーストコンタクト物でもあり、ジャック・ヴァンス……というよりもル=グウィンばりの文化人類学的なアプローチがあったり、司政官制度そのものにロボットの存在が組み込まれ、なおかつそれが司政官の補助ではなくそれ以上の役割を担っているためにアシモフのロボットシリーズ的な要素さえも持つ。なので、眉村卓のインサイダーSF論といった小難しい考えを頭に入れながら読まなくっても、土台となる部分で既に面白いのである。
その上で、司政官制度の矛盾と問題といった骨太なテーマがバックボーンとして浮かび上がってくるのだからたまったものじゃない。まったくもって凄すぎるよ眉村卓は。
というわけで、この歳になってから読むことができて本当に良かったと思った。  
タグ :眉村卓

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2008年01月30日

掠奪都市の黄金

掠奪都市の黄金 (創元SF文庫 リ 1-2)

  •  フィリップ・リーヴ/

  • 販売元/出版社 東京創元社

  • 発売日 2007-12


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前作はシリーズ化を考えていなかったせいか、主要人物がやたらと人が死んでしまったけれども、今回はシリーズ化を想定していたせいかあまり人は死なない。
さらには、とんでもない者が登場したり、とんでもない物が盗まれたりする割には決着がつかないまま物語の幕が閉じてしまうので、三作目に対するつなぎ的な印象さえ受けてしまう。前作ほど物語の密度が高くはないのでそのあたりを期待していると少しがっかりしてしまうのだが、まあこのあたりは三作目に期待をしたいところだ……けど無理だろうなあ。
なんだかんだいって児童向けに書かれたものなのでそれ以上のものを期待しても仕方ないし、期待する方が間違っているのだ。
そうはいっても次作では一気に16年後へと話が飛ぶので一体どんな話になるのかついつい期待してしまうわけで、ここはやっぱり主人公たちの子供が活躍するのかな。しかしここでそんなにも時代が飛んでしまうと、今回蘇ったあの人はどんな形で登場するのだろうか。次作では前作のような情け容赦ない展開を是非とも期待したいところだ。  

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2007年12月14日

遺跡の声

遺跡の声 (創元SF文庫 ほ 1-2)

  •  堀 晃/

  • 販売元/出版社 東京創元社

  • 発売日 2007-09-22


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かつてアスペクトノベルスの「宇宙SF傑作選」として一冊の本としてまとまったことがあった<宇宙遺跡調査員>シリーズなんだけど、この「宇宙SF傑作選」って後が続かなかったことを見ると、あまり売れなかったんだろうなあ。などと考えると、未だにこの本が我が家で積読本になったままでも何の不思議でもないような気がしてくるから不思議だ。
冷静に考えると、いや冷静にならなくっても、シリーズが続かなかったことと、積読の間に何の因果関係も無いことぐらいすぐにわかるのだけれども、しかし一冊の本が積読本になってしまうのには立派な理由など必要なく、どう考えても無関係なささいな出来事によって積読本になってしまうことなど日常茶飯事なのである。
まあ、しかし積読本になったままというのはちょっと気にはなっていたわけであるが、今回、新作を含んだかたちで復刊したことを考えると、今回の完全版を、作者の言葉によればこのシリーズが書かれることが99%無いとのことなので、読むために前回の本は積読のままだったのだと思えば、なかなか先見の明があるよなあなどと自己弁護するのであった。
しかし、遺跡の調査と言う設定上の理由による物もあるかも知れないけれども、『バビロニア・ウェーブ』といいこの本といい、宇宙での静謐・静寂さを感じさせる描写のすばらしさは感動的である。この静謐さを感じるためにだけでもこの本を読む価値があるといえよう。
もちろん、それだけがこの本の面白さではなく、惑星表面をとりまく論理素子なんていう面白い設定も登場する。
それにしてもデュアル文庫から出る予定だった『梅田地下オデッセイ』はどうなったんだろうか。
  
タグ :堀晃

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2007年11月28日

残酷な方程式

残酷な方程式 (創元推理文庫 (614‐2))

  • その他 酒匂 真理子/

  •  ロバート・シェクリー/

  • 販売元/出版社 東京創元社

  • 発売日 1985-02


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私の場合、ロバート・シェクリイの話に求める物がフレドリック・ブラウンの話に求めるものと全く同じなので、作者にとっては理不尽だろうけれども、どうしても切れ味のいいオチのついた話を期待してしまうのである。
しかし、シェクリイが毎回毎回、ブラウンのような話を書くわけではなく、むしろそういう傾向の話はごく一部であってシェクリイの主流部分ではないのである。
そんなわけだから、シェクリイと聞けば胸をときめかせてしまう反面、いざ読んでみるとなんだかもやもやとした、非常に中途半端な読了感を感じてしまうのだ。
そして今でも、それは続いていて理性では理解しているのだけれども、感覚的には理解できていないわけで今回もやはりなんだかもやもやとした中途半端な読後感な残ったままなのであった。
例えば、三つの願いを叶えてやろう、しかしお前の敵にはその願いの2倍を与えるけどな、などとと悪魔が言ってきた「倍のお返し」などはついついオチを期待してしまうのだけれども、ちょっとオチが期待はずれだったり、芥川龍之介の「藪の中」のような話になるかと思った「シェフとウェイターと客のパ・ド・トロワ」は最期にまわり回ってうまくかみ合うのだろうと思ったら全然かみ合わなくってがっかり。まあ貫井徳郎の『プリズム』とまでは期待しなかったんだけどね。
もっとも全体としてはそれなりには楽しめたわけだから、自分にとってのシェクリイってのはこういう位置づけなんだろう、というかシェクリイはもっと若いころに読むべきだったよなあ。  

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2007年09月21日

不確定世界の探偵物語

不確定世界の探偵物語 (創元SF文庫 か 2-1)

  •  鏡 明/

  • 販売元/出版社 東京創元社

  • 発売日 2007-07


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理想とする社会目指してとにかく過去をかたっぱしから改変しまくる話なんだけど、改変しまくるのが主人公ではなくってエドワード・ブライスという謎の人物であり、彼がただ一人で神のごとき存在と化して改変を行っているという点で、どことなくテッド・チャンの「地獄とは神の不在なり」を彷彿させる。
自分のあずかり知らぬところ、為すすべのないところで自分の存在すらも変えられる可能性のある世界、人々はそれをただ受け入れるだけしかないのである。殺人を犯した人間であっても知らぬ間に殺した人間が生き返り、犯罪が起こらなかったことになってしまう世界だ。
一応のルールはあるけれども、厳密ではなく、さらに全てが明らかとはなっていないために、タイムパラドックスのようなものを期待するとがっかりしてしまうけれども、過去が改変されてもその変化の過程が見える形、理解できる形として認識されるという設定はなかなかユニークというか、よくそんな設定持ち込む勇気があったよなあと感心してしまう。
SFとしても面白いのだが、痛快娯楽エンターテインメントとしてのハードボイルド小説としてもかなりのもので、こうしてめでたく復刊したことは素晴らしいなあ。  

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2007年08月15日

最後から二番目の真実

最後から二番目の真実

  •  フィリップ K.ディック/

  • 販売元/出版社 東京創元社

  • 発売日 2007-05


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初期の神林長平の作品を読んでいるような感じでなんだか奇妙な感じでしたよ。でもディックの方が先なんだからほんとは逆なんだけどもさ。
もっとどうしようもない話かと覚悟を決め込んで読んだせいか、思いの外まともだったので拍子抜けしたけれども、もちろん細かなところを見ていけば、あちらこちらやっぱり無理矢理な展開で、ディックだからこそ許せるというか、いや、ディックが好きな人以外はやっぱり許せないだろうなあ。登場するガジェットは今でこそ古びてしまって未来のアイテムでありながら時代がかった様相を示しているけれど、ディックのいつものパターンというかいつものガジェット群で、何の脈絡もなしに登場してきたりするけれど、それを我慢できさえすれば、むしろ楽しくなってくる。無駄に長くないし、書き飛ばし気味ってのも功を奏しているのだろう。なんと言ってもタイトルが素敵だし、ここまで楽しいとこの本が傑作でないのが唯一の欠点に見えてくるから不思議だ。
思い出したかのように新訳で出してくれてうれしいのだけれども、欲をいえば次は『シミュラクラ』を出してくれるとうれしいなあ。  

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2007年04月19日

バビロニア・ウェーブ

バビロニア・ウェーブ

  •  堀 晃/

  • 販売元/出版社 東京創元社

  • 発売日 2007-02-21


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ただひたすら宇宙のでっかさと、静かさを実感することの出来る小説だ。
冒険活劇ではない上に登場人物も少ない。おまけに話が進むに連れてどんどん人が少なくなっていくという展開がよりいっそう宇宙の静けさというか静謐さを感じさせる。
そのため静かさに関しては実感することはできたかも知れないけれども、でっかさに関しては本当に実感できたのかは少々おぼつかない部分もある。そもそも直径1200万キロメートル、長さが全長5380光年のレーザー光束なんておいそれと想像することなんてできるわけがない。
なおかつこのレーザー光束(バビロニア・ウェーブ)は、レーザーといっても一般に想像するような光った線ではなく、目に見える光は出してはいない。それ故にこのバビロニア・ウェーブが見つかったのは探査機が偶然このバビロニア・ウェーブに突っ込んで壊れたからなのだけれども、これだけでっかいものでありながらも見つかけることができたのは偶然であるというこの宇宙のだだっぴろさ。正しい縮尺率で想像することなど不可能に近い。
この途方もなくでかい代物に出合うだけでも読んだ甲斐があるというものだ。  

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2007年02月26日

キャプテン・フューチャーを読むよ(6)

鉄の神経お許しを他全短編
エドモンド・ハミルトン著 / 野田 昌宏〔ほか〕訳
  

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2006年10月23日

移動都市

移動都市
フィリップ・リーヴ著 / 安野 玲訳
  

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2006年07月14日

キャプテン・フューチャーを読むよ(5)

昨日、都筑道夫の「ポケミス全解説」はいつ出るんだろうかと書いたんだけれども、手間を惜しまずちょっと調べてから書けば良かった。
どうやら八月下旬に延びたらしい。
もちろんこれがさらに延びたって、ええ待ちますとも。

で、延びに延びたといえば……。

ラジウム怪盗団現わる! 小惑星要塞を粉砕せよ!
エドモンド・ハミルトン著 / 野田 昌宏訳
  

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2006年04月04日

地球の静止する日

早川書房の受賞作フェアですが、うちの近辺じゃ置いてある書店なんかないだろうなあと思っていたら一軒だけありました。
未読のものやら積読のままのものやらいろいろあったのですが、本そのものよりもフェア用のオビのほうがなんだか豪華に見えてしまいます。
C・J・チェリイの「ダウンビロウ・ステーション」が復刊していて、そういえばこれってヒューゴー賞とっていたんだよね。80年代スペースオペラの旗手と呼ばれていたような記憶もあるけれども、懐かしい名前だなあ。もっともこの人の本は一冊も読んでいません。

で、懐かしいといえば……。

地球の静止する日
ブラッドベリ〔ほか〕著 / スタージョン〔ほか〕著 / 中村 融編
  

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2006年01月20日

眠れる人の島

眠れる人の島
エドモンド・ハミルトン著 / 〔中村 融ほか訳〕 / 中村 融編
  

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2005年11月15日

太陽レンズの彼方へ

スタージョンの「一角獣・多角獣」を買いました。もちろん復刊したほうですよ。
これで、書店で「貴婦人と一角獣」などと「一角獣」という文字の含まれる本を見て、どきっとすることなどなくなりそうです。

そんなスタージョンに対する扱いと比べてみるとチャールズ・シェフィールドの方は…

太陽レンズの彼方へ
チャールズ・シェフィールド著 / 酒井 昭伸訳
  

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2005年10月24日

みんな行ってしまう

みんな行ってしまう
マイケル・マーシャル・スミス著 / 嶋田 洋一訳
  

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2005年10月22日

キャプテン・フューチャーを読むよ(4)

フューチャーメン暗殺計画 危機を呼ぶ赤い太陽
エドモンド・ハミルトン著 / 野田 昌宏訳
  

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2005年09月12日

キャプテン・フューチャーを読むよ(3)

人工進化の秘密! 魔法の月の血闘
エドモンド・ハミルトン著 / 野田昌宏訳
  

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2005年08月02日

フラクタルの女神

フラクタルの女神
河野 佐知訳 / アン・ハリス著
  

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2005年06月10日

キャプテン・フューチャーを読むよ(2)

宇宙囚人船の反乱
野田 昌宏 / Hamilton Edmond / 〔ジョゼフ・サマクスン著〕
  

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2005年04月03日

キャプテン・フューチャーを読むよ(1)



彗星王の陰謀/惑星タラスト救出せよ!

初めてキャプテン・フューチャーシリーズを読んだのは中学生の頃だったのですが、最初におもしろいやつから読んでいったせいか、水野良太郎の絵があまり好きではなかったせいか、だんだんと飽きてしまい、有名どころの作品を何作か読んでそれっきりになっていました。
それがまぁ、東京創元社から全集として出ることになったので、半分はやり残した宿題を片づけるような感覚で読んでいます。
どんなにおもしろい本でも読む時期を逃すとおもしろく読めなくなってしまうわけで、「恐怖の宇宙帝王」などの初期の作品はやっぱりそうでした。「太陽系7つの秘宝」や「時のロストワールド」でさえ今読むのはきつかったです。といってもこのあたりは、中学のころにわくわくしながら読んでいたので、今つまらなく感じても別に構わないわけですが…
で、「彗星王の陰謀/惑星タラスト救出せよ!」ですが、今まで未読で今回初めて読んだわけですが、全集の6巻目あたりにくるとある種の悟りが出てくるせいか、わりと楽しめました。  

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2005年04月01日

読んで見なけりゃわからない



このあいだテレビで「メン・イン・ブラック2」を放送していたので見たのですが、つくづく「フェッセンデンの宇宙ネタ」が好きなんだなぁと思いました。一作目ではメインのネタが「フェッセンデンの宇宙」そのものだったし、二作目でも小ネタとして使われていて、あらためてビジュアル的に見せつけられると、よくやるよなぁと楽しくなってくるわけです。
ちょうどハミルトンの「反対進化」を読んでいる最中だったのでなおさら感慨深いものがありました。
というわけで永いこと入手困難で読みたくても読めなかった「反対進化」読み終えました。

名のみ評価が高くて、長い間読めなかった名作・傑作というものはいざ読んでみると、期待値が高くなりまくっているせいもあってがっかりしてしまうことが多いものです。「反対進化」なんかも、ガイドブックとかであらすじはおろか落ちまで知ってしまっているわけで、負けが決まった試合の敗残処理する投手のような気分で読んだのですが、これがどうして、なかなか楽しませてもらいました。
ハミルトンの持ち味でもある自虐的というか虚無感に満ちあふれた雰囲気であらすじを読んだときとは全然ちがいます。やはり本というのはあらすじだけを知っててもだめで、実際に読んでみないと何が書いてあるのか判らないものだとつくづく思い知らされましたわけです。
古いもので1930年代、一番新しいものでも1964年に書かれた作品集だったんですが、その時代に書かれたということをさっ引かないでも十分におもしろかったのです。  

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