2007年11月02日

SF奇書天外

SF奇書天外 (Key Library)

  •  北原 尚彦/

  • 販売元/出版社 東京創元社

  • 発売日 2007-08


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見事なまでに読んでいない本ばかりで、唯一読んだのが『家畜人ヤプー』だけである。
もっとも、西村京太郎の本や川島ゆぞの本などはニアミスをしていて、タイミングが悪、いや良ければ読んでいたかも知れない。
一部はSFマガジン上で読んでいたのだけれども、一回の掲載分程度であれば楽しんで読むことができたのだが、こうして一冊の本としてまとまった物を一気に読もうとすると途中で、息切れがするというか、あまりの濃厚さにもう勘弁してくださいといいたくなる。
それにしても、読んでいる最中も読み終えても読んでみたいと思う本が一冊もないところが何ともいえない。川島ゆぞの『アメリカから来た赤ん坊』もこの本を読む前から気になっていたのだが、この本を読み終わってみると読む気が失せてしまっているところがこの本の凄さだ。
こういう本があるという話を聞くのは面白いけれども、実際にそういう本を読んでみる気は全くないのである。
といっても、自分の読書履歴を振り返ってみれば、後何十年かしたら奇書の部類に入っているかも知れない本を読んでいる可能性もあったりするから同じ穴のむじななのだろう。  
タグ :北原尚彦

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2007年06月19日

エンド・クレジットに最適な夏

エンド・クレジットに最適な夏

  •  福田 栄一/

  • 販売元/出版社 東京創元社

  • 発売日 2007-05


Amazon/Bk1/楽天ブックス


A HAPPY LUCKY MAN』『玉響荘のユーウツ』を読んできた人にとっては全く失望することなどなく読み終えることが出来る一冊。レーベルが変わったからと言って作風に変化があったわけではない。
同時多発的に起こる数々の事件やトラブルを、孤軍奮闘などせず使えるものは人であろうが何であろうが何でも使い、次から次へと解決していく。次から次へと起こる事件はやがて一つの大きな事件へと発展していくわけでもなく、相互に関係があったりするものもあれば、全く無関係なものもあったりもして、事件の背後に潜む意外な真相などといったものを期待したりするとがっかりするけれども、そんなものを期待する気持ちなど起こらないくらいに事件がてんこ盛りなのでがっかりする気持ちさえ起こらないから安心だ。
主人公は次から次へと起こる事件に翻弄されるけれども、読者はそれを眺めて楽しめばいいだけである。実に愉快でそして爽快だ。
もっとも、今回は少しほろ苦いエンディングを迎える。今までがハッピーエンドだったのでちょっと不意打ちをくらってしまった。  

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2007年03月26日

名探偵たちのユートピア

名探偵たちのユートピア
  

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2007年02月28日

ハンプティ・ダンプティは塀の中

ハンプティ・ダンプティは塀の中
  

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2007年02月05日

赤朽葉家の伝説

赤朽葉家の伝説
桜庭 一樹著
  
タグ :桜庭一樹

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2006年12月11日

夏の魔法

夏の魔法
北国 浩二著
  

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2006年10月25日

シャドウ

シャドウ
道尾 秀介著
  

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2006年10月10日

八月の熱い雨 便利屋奮闘記

八月の熱い雨
山之内 正文著
  

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2006年09月07日

月曜日は赤

東京創元社の2006年復刊フェアがこれまた素晴らしく地味なラインナップ。そこが東京創元社らしくっていいんだけどね。

アイザック・アシモフ『ABAの殺人』
ディクスン・カー『アラビアンナイトの殺人』
フリーマン・W・クロフツ『シグニット号の死』
フレドリック・ブラウン『復讐の女神』
フィリップ・マクドナルド『鑢-名探偵ゲスリン登場』
ロバート・E・ハワード『黒の碑』
マイケル・ムアコック『白銀の聖域』
L・ニーヴン&J・パーネル『神の目の小さな塵』上、 下
J・G・バラード『時の声』

フィリップ・マクドナルドなんて懐かしいなあ。あまりにも地味すぎて読んだ記憶さえおぼつかないありさま。

ところで、今月発売予定の岩崎書店SF名作コレクション(第2期)。「超世界への旅 日本のSF短編集」は押さえておきたい所なんですが、ロバート・シルヴァーバーグの「アルファCの反乱」の紹介文が猛烈に購買意欲をかき立ててくれました。

良心と地球への忠誠心との板ばさみになって苦しむ士官候補生ラリーの姿を描く、夢とロマンのSF。

板ばさみになって苦しむ主人公の何処に夢とロマンがあるのだろう……。

で、東京創元社といえば……。

月曜日は赤
ニコラ・モーガン著 / 原田 勝訳
  

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2006年01月12日

一週間のしごと

一週間のしごと
永嶋 恵美著
  

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2005年10月13日

少女には向かない職業

少女には向かない職業
桜庭 一樹〔著〕
  
タグ :桜庭一樹

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2005年08月03日

犬はどこだ

犬はどこだ
米沢穂信
  

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2005年08月02日

天の前庭

天の前庭
ほしおさなえ
  

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2005年05月21日

HEARTBEAT

HEARTBEAT
  

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2005年05月05日

「アルファベット・パズラーズ」

オンライン書店ビーケーワン:アルファベット・パズラーズ

「アルファベット・パズラーズ」ようやく読了しました。

次は大山誠一郎のアルファベット・パズラ-ズです。と予告してから読み終えるのにだいぶかかってしまいました。
まぁ、予告してからすぐに読み始めなかったし、合間に他の本を読んでいたりしたので無理もありませんでしたが、次に読む本の予告なんてするもんじゃありません。
「Pの妄想」、「Fの告発」、「Yの誘拐」の3編からなる短編集ですが、「Yの誘拐」は本書の半分以上を占めます。そのあたりから何となくどういう結末を迎えるのか、おおよその見当がついたりもするわけですが、とりあえずそのあたりは気がつかなかったフリをして読み進めました。
なんというか、どの話も読み終わった直後は、意外な真相にびっくりさせられるのですが、振り返ってあれこれと検討しなおしてみると疑問点ばかりが浮かび上がってきます。後期の「退職刑事」シリーズみたいな論理展開とでもいいましょうか、題名どおり、パズルをそのまま小説にしたようなかんじで、説得力にかける小説でした。  

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2005年04月19日

「ギブソン」

オンライン書店ビーケーワン:ギブソン

「ギブソン」読了。このサイトも「ギブソン」で検索してくる人が結構いますが、「ゲッベルスの贈り物」がおもしろかった人なら、いいから読め。
「ゲッベルスの贈り物」「六色金神殺人事件」と読んできた身であれば「ギブソン」もどういう傾向の話なのかは、だいたい想像がつく。何も考えずに読んで、最後に「ああ、そうきたか」と気持ちよく騙されるのがこの本の正しい読み方でしょう。
相変わらず登場人物は薄っぺらで、なにが起こっているのがよくわからず、話の終盤まで次々と新しい人物が出まくるし、そんな馬鹿な、というような話でもあるのだけれども、伏線がきっちり、そしてあからさまに張られているので気持ちよく騙されたという気持ちになります。

こういう本が一年に一冊読めるといいのですが、次の新作も4年後でしょうか。  

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2005年04月15日

れんげ野原のまんなかで

オンライン書店ビーケーワン:れんげ野原のまんなかで

「れんげ野原のまんなかで」森谷明子

田舎に住んでいるので、家の周りには昔から田んぼがあります。
子供の頃、田んぼというのは稲のなる場所であると同時に、レンゲの花咲く場所でもありました。そんな光景が当たり前の世界だったので、レンゲ草は自然に生えてくるものだと何の疑問も抱かず思っていました。そのため、レンゲが緑肥としてわざわざ種まきされていることを知ったのは、かなり経ってからのことでした。

今ではもう、レンゲ畑を見ることはありません。

「れんげ野原のまんなかで」の中で、ススキを刈り取った跡地に、余った緑肥のレンゲの種でも蒔いておこうかという場面があったため、そんな昔の光景を思い出しました。

いい本にであったな、と思った瞬間です。  

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