2008年04月28日

弥勒の掌

弥勒の掌 (文春文庫 あ 46-1)

  •  我孫子 武丸

  • 販売元/出版社 文藝春秋

  • 発売日 2008-03-07

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うーむ、実に変な話だった。
読み終えて、さすがは『殺戮にいたる病』を書いた作者だけのことはあるなあとひたすら感心してしまったよ。
『殺戮にいたる病』は「無責任社会派」などと言われたりしたのだけれども、この本も似たような感じだよなあ。
とにかく薄い本なので、複雑な事件などは起こらない。いたってシンプルで、それ故にどうでもいいような事件というか、謎そのものにあまり魅力が感じられないところがちょっと難点かも。しかし、どうでもいい謎などあるわけもなく、何かしら作者が企んでいるわけで、この物語がどんな地点へと着地するのだろうかと気になりながら読み進めるのだが、なかなか着地地点が見えない。しかしあまりにも見えなさすぎるので、もうどうなってもいいやという気分になってきたあたりの残り10ページほどで愕然とする。
いやはや、まあちょっとうまく出来すぎ何じゃないかと思う部分もあるけれども、一気に謎が解決してそして何よりも驚くのは身も蓋もないというか、なんとも無責任な結末の付け方なのだ。
うーむ、この酷い結末に思わず感心してしまったのである。  
タグ :我孫子武丸

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2008年01月22日

黄昏のベルリン

黄昏のベルリン (文春文庫 れ 1-16)

  •  連城 三紀彦/

  • 販売元/出版社 文藝春秋

  • 発売日 2007-10


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連城三紀彦がこのような話を書くとは思わなかったので、最期まで何かトリッキーなというか叙述トリックのような仕掛けがあるんじゃないのかと疑ってしまった。しかしそんな物はなく、最初から最後までまごうことない見事な謀略小説だった。
それにしても改行も空行もなく一つの文章の中で「──」だけ挟み込んで視点の切り替えが行われる第一部は慣れるまでにかなり苦労したのだけれども、慣れてくると非常に映像的な手法でなかなか楽しめる。
第二部になるとある程度は普通の文章になってくるので、慣れないままの人でも第一部だけ我慢すれば何とかなるのだが、こういう話を書いても全然違和感のないところが凄いなあ。
話のネタ的にもかなり大がかりというか大わざを使ってきて、連城三紀彦というと繊細というイメージがあったのだが、繊細だけども骨太で豪腕でもあることに気付かされた。
ここまで風呂敷を広げて一体どうやって収拾をつけるのかと思ったら、うーむなるほど。やはり謀略小説を書いても根底のところでは連城三紀彦なのだなあ。  
タグ :連城三紀彦

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2007年11月05日

メフィストの牢獄

メフィストの牢獄 (文春文庫 ス 8-4)

  •  マイケル・スレイド/

  • 販売元/出版社 文藝春秋

  • 発売日 2007-10


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災難男はジンク・チャンドラーだと思いこんでいたら、『髑髏島の惨劇』で登場したニック・クレイヴンがその後がまに座ってしまったようだ。まあ考えてみるとジンクはけっこうな年齢になっているはずだし、これ以上痛めつけられるとあっさり死んでしまうだろうから若手の頑丈そうな人間にバトンタッチしてもおかしくはないのだが……、打たれ強そうなやつにバトンタッチしたらそこまでやるかこの作者と思ったよ。
ニックを人質にとっておいてカナダ連邦騎馬警察に自分の探している秘宝を探させるというあたりはまだしも、一日経過するごとに肉体の一部を切り取って送りつけるなんて酷すぎる。『ヘッドハンター』の頃と比べれば肉体的には衰えたが精神的にはタフになったディクラーク警視正じゃなくっちゃ立ち向かえないよ、今回の犯人は。
小説は相変わらず下手だけども、登場人物に苦しみを味あわせる手腕だけは相変わらずうまく、今回初登場したアメリカ人捜査官のジェナ・ボンドの過去とニックの人質とがうまく組み合わさって登場人物に凄まじい苦難を与えているのである。
警官が誘拐されたということでカナダ連邦騎馬警察の総力戦になるのかと思いきや、そうはならず、事件解決のためのとんでもない秘密兵器が登場するあたり、ディーヴァーよりもいち早く「ロカールの交換法則」を使ったスレイドの面目躍如といったところ。『地理的プロファイリング』のキム・ロスモを登場させるんだからなあ。
ラスト二ページ目で明かされる犯人像や、肝心要の秘宝の謎が結局はマクガフィンでしかなかったあたり、さすがは読者を驚かすためであればどんな反則技であろうと使ってしまうスレイドである。
ヘッドハンター
グール
カットスロート
髑髏島の惨劇
暗黒大陸の悪霊
斬首人の復讐  

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2007年09月26日

もののたわむれ

もののたはむれ

  •  松浦 寿輝/

  • 販売元/出版社 新書館

  • 発売日 1996-11


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今となっては何故この人の本を読もうと思ったのかどうにも思い出せない。そもそも私と松浦寿輝とでは接点が無さ過ぎるのだ。
おそらくはネットであれこれ検索しているうちに琴線に引っかかる物があったのだろう。まあ今となっては良く引っかかってくれたものだと思うのである。
と、思ったらこの人、かつてサンリオSF文庫から出ていたミシェル・ジュリの『熱い太陽、深海魚』を翻訳した人だということがわかった。『熱い太陽、深海魚』は読んだことは無かったのだけれども、この本を手に取った記憶はある。まるっきり接点が無かったというわけでもなかったようだ。
この本は、全部で14篇の短編集なのだが、なんとも不思議な話だ。物語らしい物語の体裁などとってなく、身辺雑記のエッセイを読んでいるような感じでどの話も始まり、そして終わる。しかしエッセイと違うのは、どの話も途中でいつの間にか不思議な出来事が起こったり、または作中の世界が突如異世界に切り替わったりするところだ。
あまりこの手の小説を読んできたことが無かったせいもあるかもしれないが、この切り替わりは見事と言うしかないのである。「黄のはなの」など、なにも不思議な出来事は起こらないのに、登場人物の一言によって、その瞬間世界が切り替わってしまうのだ。そして圧巻はやはり「千日手」で、これなんかは怪談話というべきかもしれないけれども、これはSF小説だと言ってSFの方に引き込みたくなるような素晴らしいビジョンを最後に見せつけてくれる。
それにしても「黄のはなの」の中で登場する、宝田明と浜美枝の主演した007もどきの映画って、都筑道夫が脚本に携わった『100発100中』のことじゃないか。そんなに評判悪いのかあれって。  
タグ :松浦寿輝

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2007年08月22日

ぬかるんでから

ぬかるんでから (文春文庫 さ 45-1)

  •  佐藤 哲也/

  • 販売元/出版社 文藝春秋

  • 発売日 2007-08


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さて、佐藤哲也である。
ケリー・リンクも確かに凄さを感じさせるのであるけれども、佐藤哲也の紡ぎ出す物語の言葉の重みと比べると、鼻息で消し飛んでいってしまうくらいに軽すぎる。
もちろん軽いから駄目だというわけじゃないんだけれども、続けて読んでしまうと、その差がありすぎてケリー・リンクなどにうつつを抜かしていてオレはなんて馬鹿な事をしていたんだろうと悔やんでしまうほどなのである。
まあたしかに「きりぎりす」のようなとてつもない馬鹿話もある。どのくらい馬鹿馬鹿しいかといえば、身も蓋もないくらいに馬鹿馬鹿しく、どんな話かといえば主人公はある夏の日にバイオリンを弾く巨大なキリギリスと出合うというところから話は始まる。そしてその冬、雪山で首を切られたウサギが多数見つかる。原因を調べにいった猟師も殺される。果たして犯人は誰なのかといえば、だいたい真っ先に想像出来るだろうその通りの犯人なのである。犯人はキリギリスで、驚くべき事にチェーンソーでもって惨殺しまくっていたのである。そしてその現場を見かけた主人公たちはチェーンソーを持った巨大なキリギリスに追いかけられる。キリギリスの犯行に何か意味があるのかは判らないし、教訓もなにもない話だ。
馬鹿馬鹿しい話これだけではなく他にもある。しかし、そんな馬鹿馬鹿しい話をよくもまあこんなに力強く物語るのだと感心するやら呆れるやら。しかし読み終えてみれば、いや読んでいる最中でもその言葉の威力にただ恐れおののくばかりである。言葉だけで異様な迫力のある世界が眼前に、そして頭の中に作り上げさせられてしまうのだ。
難点は、「妻」が登場するたびにその「妻」が佐藤亜紀に変換されてしまうことだ。もっともそれはそれで納得出来てしまうことなんだけれども。  

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2007年07月24日

パラレル

パラレル

  •  長嶋 有/

  • 販売元/出版社 文藝春秋

  • 発売日 2007-06


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今回の主人公もやはり平和な家庭生活を営めるわけでもなく、今までのお釣りでかろうじて生活しているようなバツイチの男。
ゲームデザイナーだったけれども仕事を辞めたとたんに奥さんが浮気をし始め、離婚。しかし別れた奥さんからは定期的にメールが届くし寄りを戻すつもりはないようだけれども、行き来があったりする。前作『ジャージの二人』でもどろどろとした人間関係というものが希薄だったけれども、今回はそれ以上に希薄。
それ故になのか読んでいて非常に身に包まされるのである。
別に無職でも仕事を辞めよう、まあ休みを取りたいとは思うけど、そんな風に思っているわけでも無く、家庭崩壊の危機まっただ中でも、そんな予兆が見え隠れしているわけでもなく、奥さんが浮気をしているわけでも、まあ多分だけど、そんなこともなく、主人公と類似する点はほとんど見あたらないのだけれども、読んでいるとなぜだか身に包まされてしまうのである。
そんな都合の良いことなど起こるはずが無い、などと思いつつも、そこに描かれているのはひょっとしたら自分の身の回りでも起こりうるかも知れない些細な出来事の積み重ねで、自分の日常生活など強靱な岩盤の上に築かれているわけではなく、ちょっとした出来事で崩れてしまう脆いものだからなのだろう。  


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2007年07月06日

葉桜の季節に君を想うということ

葉桜の季節に君を想うということ

  •  歌野 晶午/

  • 販売元/出版社 文藝春秋

  • 発売日 2007-05


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例によってというかいつもの癖で、この話がどういう趣向の話なのかということを事前に知ってしまっていたので、初読でありながら再読しているのと同じ感覚で読みました。
後から出た某作品が同趣向のネタだったために思わぬ割を食ってしまったわけだけれども、両方とも読んだ後で両作品を比べてみると、作品の出来という点は抜きにした場合、あちらの方が特殊な環境下の話であるのに比べてこちらの方が一般受けしそうな設定と内容な分、評価が上になってしまうのは仕方ないだろうなあと思いました。
語らないですむところはとことん語らず、うまく書いているよなあと思う反面、これはちょっと反則なんじゃないのかと思うところもあったのですが、ふと自分の今の状況を振り返ってみると、今の自分だって主人公と何の変わりもないんじゃないのかと思い直したりもして、ネタを知った上で読んでも面白かったわけですよ。
一つだけ難点を言えば、ここまでやったんだから最後はとことんハッピーエンドにしてしまっても良かったんじゃないのかという点ですが、しかし、題名と照らし合わせばこの終わり方の方がいいんだろうなあ。  


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2007年06月28日

赤塚不二夫のことを書いたのだ

赤塚不二夫のことを書いたのだ!!

  •  武居 俊樹/

  • 販売元/出版社 文藝春秋

  • 発売日 2007-05


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本日限りで「SFオンライン」がウェブ上から消え去る。
「旧スターログ」を読んでいた身としては「蛍雪ジェダイ」が「SFオンライン」上で復活したのが一番うれしかったりしたのだが、ほんとうは「帝国通信」派だったので、「蛍雪ジェダイ」だけが復活したことに歯がゆい思いをしたのは今となっては懐かしい想い出と化している。
そして、あらためて「スター・ウォーズ」ってのはお祭りだったんだよなあと思うのである。

長谷邦夫の『漫画に愛を叫んだ男たち』が赤塚不二雄を内側から覗いたものだとすれば、こちらは外側から覗いたものになるのかな。
もっとも、外側といってもかなり内側に入り込んでいるのだけれども、それでもやはり漫画家と編集者という関係を維持しているので『漫画に愛を叫んだ男たち』における赤塚不二雄像と武居俊樹の『赤塚不二夫のことを書いたのだ』での赤塚不二雄像はけっこう違う。
『漫画に愛を叫んだ男たち』が非常に生々しく、切ないのに対して、『赤塚不二夫のことを書いたのだ』はカラッとしていて、そしてそれ故に読んでいて楽しい。しかし、楽しいから『赤塚不二夫のことを書いたのだ』の方が良いのかといえばそんなことはなく、どちらも赤塚不二雄という人間のある一面を浮かび上がらせている点では素晴らしい本なのだ。
長谷邦夫が赤塚不二雄と袂を分かち合った事に対して武居俊樹は、「赤塚不二雄は長谷邦夫のことを最初から嫌っていたのではないのだろうか」と書いている。『漫画に愛を叫んだ男たち』ではそのようなことは触れられていない。もちろん嫌っていたのかどうなのかなんて本人に確認しなければわからない事なんだけれども、これを読んだ瞬間、『漫画に愛を叫んだ男たち』を読んだだけではまだ平面的だった部分が立体的に立ち上がる感覚を覚えた。
こういう面白さってのは小説では味わえない面白さなんだよなあ。  


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2007年05月21日

イニシエーション・ラブ

イニシエーション・ラブ

  •  乾 くるみ/

  • 販売元/出版社 文藝春秋

  • 発売日 2007-04


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ウェブ上でのネタバレ感想を読んでしまっているので、驚きは味わえなかったのだけれども、まあそれは自業自得なので仕方ない。
驚きが味わえなかったから、つまらなかったのかといえばそんなことはなく、読んでいて実に面白かったわけで、それはやはり描かれている時代が自分にとっても感慨深い時代でシンクロ率が100%近かったせいだろう。
いや、要所要所で出てくる単語の懐かしいこと懐かしいこと、章タイトルに使われている曲名も懐かしかったけれども、日本電気のコンピュータN5200が出たときには驚いた。不意打ちを食らったとはこのことで、懐かしすぎるよこれは。
まあ、個人的な懐かしさはともかく肝心のお話の方はといえば、まあ恋愛小説としてみてしまうとありふれた話になってしまうかもしれないけれど、これはこれでいいんじゃないのか。むしろありふれた恋愛物語が最後になって全く違う話に豹変してしまうから凄いわけで、凄い恋愛物語が豹変したんじゃせっかくの仕掛けが生きてこない。
それにしても、細かく見ていくとけっこう大胆に伏線を張っていて、良くできているのがわかる。  

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2007年03月05日

ジャスミン

週末は更新もしないしネットにもほとんど接続しないので今朝になって週末の異様なアクセス数におどろいたのですが、まあ取り乱さず今まで通り淡々と更新を行いますですよ。
このブログでは基本的に月曜から金曜まで、12時30分に新しい記事が更新されます。
この時間に更新されなかったり、それ以外に時間に更新されたりしたときには何かへまをやってしまったんだと思って、あまり気にしないでください。

ジャスミン
辻原 登著
  

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2007年01月30日

ぼくのキャノン

ぼくのキャノン
池上 永一著
  

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2007年01月24日

ららら科學の子

ららら科学の子
矢作 俊彦著
  

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2007年01月16日

アンノウン

アンノウン
古処 誠二著
  

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2006年10月09日

神のロジック 人間のマジック

神のロジック人間(ひと)のマジック
  

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2006年08月01日

夏化粧

夏化粧
池上 永一著
  

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2006年02月13日

タンノイのエジンバラ

タンノイのエジンバラ
  

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2006年02月10日

二〇〇二年のスロウ・ボート

二〇〇二年のスロウ・ボート
  

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2006年02月04日

緋友禅旗師・冬狐堂

緋友禅
北森 鴻著
  

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2006年02月03日

バルタザールの遍歴

バルタザールの遍歴
佐藤 亜紀著
  

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2006年01月11日

クリスマス・プレゼント

クリスマス・プレゼント
ジェフリー・ディーヴァー著 / 池田 真紀子〔ほか〕訳
  

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