2008年04月14日

灼熱のエスクード―MATERIAL GIRL

灼熱のエスクード―MATERIAL GIRL (富士見ファンタジア文庫 132-7)


灼熱のエスクード―MATERIAL GIRL (富士見ファンタジア文庫 132-7)

  •  貴子 潤一郎/

  • 販売元/出版社 富士見書房

  • 発売日 2008-02-20


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うーむ、まさか二年も待たされる羽目になるとは思わなかった。
そもそも量産出来るネタでガンガン書いて早い段階でけりをつけるつもりじゃなかったのだろうか。
こっちももそういう腹づもりでいたので、こうも長引いてしまうとなんだかなあと思ってしまうのである。
しかも、どのくらい売れているのか分からないけれども、そろそろオビのあおり文句がむなしく響き始めようとしているんじゃないだろうか。
もっとも物語そのものはつまらないというわけではないし、設定自身も丁寧に作られている。敵味方のバランスも絶妙といわざるをえないところを行ったり来たりして読む方にガンガンとストレスを与え続けてくれている。ちょっと言い過ぎか。
しかし、ここまで引っ張ってきた以上はそれなりの結末を見せてくれないと読者も納得しないだろうし、といってもそんなことは作者が悩めばいいだけの話なんだけど、なまじ短編集『眠り姫』が面白かっただけに、こんなところで停滞してもらっては困るのだよ。
  
タグ :貴子潤一郎

2007年09月27日

ロケットガール (4) 魔法使いとランデヴー

魔法使いとランデヴー (富士見ファンタジア文庫 38-24 ロケットガール 4)

  •  野尻 抱介/

  • 販売元/出版社 富士見書房

  • 発売日 2007-08


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雑誌に掲載された短編三本と書き下ろし中編一本という構成で、四巻が出ると耳にしたときには久々の長編かと期待した反面、ひょっとしたら短編集かも知れないなあとあきらめも入っていたのでまあ妥当なところ。
短編の方はやはり短編用のネタなので物足りないのだが、あとがきで、宇宙飛行士が宇宙に行ったら人生観が変わるというのは単なるリップサービスでしょうと言っているのがこの作者らしいところだなあと思った。考えてみれば、宇宙に飛び出したとしても人生観が変わるかどうかなんて本人次第なんだからねえ。
それを考えると第一話に登場するある人物が突然人生観が変わってしまうエピソードは笑える。まあこの場合、自分の意志で宇宙空間に飛び出したわけではなく事故で何もない空間にほっぽりだされてしまったのだから神の意志を感じたとしても仕方ない部分もあるだろうけどさ。
書き下ろしの中編はさすがに読み応えはあるのだけれども、それでもやはり長編を読みたいなあという気持ちが高まるばかりで、罪な話である。科学と、科学で説明出来ない事柄に対する姿勢は見習わないといけないなあと思ったよ。  

2007年03月08日

ロケットガール

女子高生、リフトオフ!
  

2006年12月22日

だけど綺麗なものは天国には行けない

煉獄のエスクードARCHIVES
  

2006年04月07日

煉獄のエスクード 3

煉獄のエスクード 3
貴子 潤一郎著
  

2005年10月15日

煉獄のエスクード 2

煉獄のエスクード 2
貴子 潤一郎著
  

2005年06月23日

煉獄のエスクード RAINY DAY & DAY

煉獄のエスクード
貴子 潤一郎
  

2005年05月28日

10年という歳月

「風の白猿神(ハヌマーン)」  滝川 羊

ファンタジア長編小説大賞という賞があります。過去17回行われたのですが、大賞が出たのは3回だけ。めったに大賞を出さない賞で有名でもあります。「風の白猿神」はその3回の中の一つです。大賞を取っただけあって評判がいいので、たまたま書店で見つけたこともあり読んでみました。

確かにおもしろかった。10年前ならば…
内容は作者があとがきで書いているように、ラピュタとガンダムを合わせたようなものなので、期待していたほどではありませんでした。風化しているように見えても仕方ありません。

物語が完結していないとは聞いていましたが、ここまで中途半端な状態で終わっているとは思っても見ませんでした。なにしろ登場人物の一人が最後で、「謎は何一つ解決していない」と喋っているぐらいです。そしてこの本の続きはいまだに出ていません。というか作者はこの本以外、沈黙を守ったまま何も書いていません。

最後に奥付を見てびっくりしました。第三版とはいえ、1995年11月の出版。新刊書店で10年前に発行された本が買えるとは。