2008年02月28日

むかしのはなし

むかしのはなし (幻冬舎文庫 み 12-1)

  •  三浦 しをん

  • 販売元/出版社 幻冬舎

  • 発売日 2008-02

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ああ、これはいい話だなあ。
なんの予備知識もなくいきなり読んで、そして途中で明かされるある出来事に驚いて、そして最後の話まで一気に読みすすむ、というのが理想的なんだろうけれども、残念ながらそういう読み方は出来なかった。
もともとどんな話なのか知っていた上に、裏表紙のあらすじにどんな話なのかしっかりと書かれてしまっているからだ。
もっとも、あらかじめどんな話なのか知ってしまっていたとしても読み終えて、いい話だなあと感じるには違いないので問題ないわけだけど、やっぱりちょっと惜しかった。
有名な昔話を換骨奪胎して語り直していて、まあそれ自体は別に珍しい事ではないのだが、その語り直し具合が読んでいてなんだか気持ちがいい。あくまで誰かが誰かに語るという形で物語が進む。よくよく考えれば細かな部分で都合の良すぎる展開をしたりして、深く考えると納得のいかない部分もあるのだけれども、ああ、しかし、最後まで読み進めて、そして最後の一文を読み終えたとき、なんだか非常に心地よい気分にさせられるのだ。
誰かが誰かに語って、そしてそれがむかしのはなしになるのである。  
タグ :三浦しをん

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2007年11月22日

暗礁

暗礁 上  (幻冬舎文庫 く 10-1)

  •  黒川 博行/

  • 販売元/出版社 幻冬舎

  • 発売日 2007-10


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暗礁 下 (幻冬舎文庫 く 10-2)

  •  黒川 博行/

  • 販売元/出版社 幻冬舎

  • 発売日 2007-10


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桑原、二宮コンビが迷走する<疫病神>シリーズの三作目。それにしても一作目の『疫病神』は新潮社で、二作目の『国境』は講談社。そして三作目は幻冬社と、シリーズものなのに出す出版社が毎回変わるなあ。
コンビといいながらも片方はやくざで片方は一応は堅気、けっして仲がいいわけではなくその力関係は一方的。役割分担も桑原が暴力面で二宮が知力面を担当するわけでもない。コンビになる理由はただ一つ、疫病神の桑原によってトラブルに巻き込まれてしまった二宮が、自分の身を守るために桑原を巻き込もうとするからである。やむを得ず協力関係を結ぶのではあるが、けっして仲がよくなるわけではなくいつ決裂してもおかしくない二人のコンビ具合はいつもの事ながら絶妙のさじ加減である。
今回は「どいつもこいつも腐ってやがる」と二人とも叫ぶ。もっとも桑原は自分の方だって腐っているので人のことを言えた義理ではないのだが、それでも自分の住む世界というのをわきまえている。堅気の世界の住人でありながら極道のようなことをしているやつらに対して彼らは腐っていると叫ぶのだ。
この本を読んでいると腐りきった現実を見せつけられ、そしてこの世の中に嫌気がさして来るのでついつい彼らを応援したくなってくるのである。  
タグ :黒川博行

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2005年07月01日

ささらさや

ささらさや
加納 朋子
  

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2005年05月06日

安政五年の大脱走

安政五年の大脱走
五十嵐 貴久
  

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2005年04月27日

もう一つの介護の未来

廃用身
久坂部 羊
  

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