来月の気になる本 2008/6
『ガダラの豚(上下)』中島らも 双葉文庫
『冒険小説論』北上次郎 双葉文庫
『耳をふさいで夜を走る』石持浅海 徳間書店
『回送電車』堀江敏幸 中公文庫
『愚者と愚者(上下)』打海文三 角川文庫
『血みどろ砂絵 なめくじ長屋捕物さわぎ』都筑道夫 角川文庫
『明治開化 安吾捕物帖』坂口安吾 角川文庫
『ひげのある男たち』結城昌治 創元推理文庫
『高城高全集2 凍った太陽』高城高 創元推理文庫
『氷』アンナ・カヴァン バジリコ
『白昼堂々』結城昌治 光文社文庫
『ポドロ島』L・P・ハートリー 河出書房新社
『日本SF全集1 1957-1971』日下三蔵編 出版芸術社
『ボルヘスと不死のオランウータン(仮)』ルイス・フェルナンド・ベリッシモ 扶桑社ミステリー
『緑のヴェール』ジェフリー・フォード 国書刊行会
『遠すぎた星 老人と宇宙2』ジョン・スコルジー ハヤカワSF
『野獣の都』マイクル・ムアコック ハヤカワSF
『楽園の日々』アーサー・C・クラーク ハヤカワSF
『晴れた日は、お隣さんと。』福田栄一 MF文庫
『日本沈没 第二部』が早くも文庫化。それにしても最近は文庫化されるのが早くなったなあ。
早いといえば打海文三の『愚者と愚者』も文庫化されます。本当は三作目の『覇者と覇者』の刊行に合わせて文庫化される予定だったようなんだけど、ああ……。
しかし、来月の角川文庫のラインナップはなんだか復刊ブームといった感じで都筑道夫や坂口安吾、半村良や高木彬光、横溝正史まで復刊。横溝正史の『髑髏検校』なんてこの間復刊したばかりだし、高木彬光の『大東京四谷怪談』なんて墨野隴人シリーズの三作目だよ。いきなり三作目ってのも凄いよなあ。
凄いといえば結城昌治の復刊も凄い。来月は二作も復刊で、今まで未読だった身としてはうれしい限りだけれども、一体どうなっているんだろうか。
バジリコからはいよいよアンナ・カヴァンの『氷』が復刊。しかしなあ、一度読もうと思って手に取ったはいいけれども読み切れる自身がなくってあきらめた過去があるからなあ。今回はいけそうかどうか不安。
『日本SF全集』もラインナップも発表されてようやく動き出したみたいなのでうれしい限りですが、今日泊亜蘭は「カシオペヤの女」でしたか。うーん、やっぱりそうだろうなあ。
国書刊行会は、いよいよ三作目が登場。もっとも確実に出るとは限らないのだけれども、ようやくこれで積読のままにしてある『記憶の書』が安心して読めます。
L・P・ハートリーの『ポドロ島』は「豪州から来たお客」が収録されていないのがちょっと残念。まあ欲張っても仕方ないのだけれども。


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