2007年11月16日12:30

初っぱなからのいかにもというかあまりの古くささにちょっとついていけず、これがSFだったならば平気なんだけどなあなどと思ってしまうあたり、やっぱり私はホラーマニアなんじゃないんだなあと思った。ウルトラQもリアルタイムで見ていたわけじゃないし、まああの雰囲気は嫌いじゃないけどそれほど思い入れがあるわけでもないのだ。
もっとも、ついていけない部分があったというだけで、つまらなかったわけではなく、「存在の環」で有名なP・スカイラー・ミラーの「アウター砂州に打ちあげられたもの」なんかの終盤の展開は思わずニヤニヤしてしまったし、編者が怪作だといっている表題作、フランク・ベルナップ・ロングの「千の脚を持つ男」なんかはけっこう自分好みの話だった。
とりわけ、ジョン・コリアの「船から落ちた男」の中でUMAを追い求める登場人物が、闇雲にUMAを探し回るのではなく、情報を集めて怪物の大きさや生態を理論的に計算している部分に思わず感動してしまったりするのであった。このあたりはハードSFだよなあ。
全体としてモンスターは出てくるけれども、それほど怖い話ではなかったところが自分としては良かったかな。
千の脚を持つ男―怪物ホラー傑作選≫
カテゴリー │創元推理文庫

- 著 シオドア・スタージョン/
- 販売元/出版社 東京創元社
- 発売日 2007-09-22
初っぱなからのいかにもというかあまりの古くささにちょっとついていけず、これがSFだったならば平気なんだけどなあなどと思ってしまうあたり、やっぱり私はホラーマニアなんじゃないんだなあと思った。ウルトラQもリアルタイムで見ていたわけじゃないし、まああの雰囲気は嫌いじゃないけどそれほど思い入れがあるわけでもないのだ。
もっとも、ついていけない部分があったというだけで、つまらなかったわけではなく、「存在の環」で有名なP・スカイラー・ミラーの「アウター砂州に打ちあげられたもの」なんかの終盤の展開は思わずニヤニヤしてしまったし、編者が怪作だといっている表題作、フランク・ベルナップ・ロングの「千の脚を持つ男」なんかはけっこう自分好みの話だった。
とりわけ、ジョン・コリアの「船から落ちた男」の中でUMAを追い求める登場人物が、闇雲にUMAを探し回るのではなく、情報を集めて怪物の大きさや生態を理論的に計算している部分に思わず感動してしまったりするのであった。このあたりはハードSFだよなあ。
全体としてモンスターは出てくるけれども、それほど怖い話ではなかったところが自分としては良かったかな。
タグ :アンソロジー
いろいろな事情と思うところがあってもうひとつブログを作りました。
新しいブログで書いていることは、他愛もない書きなぐりの文章になってしまっていますが、興味のある方は新しいブログの方も見てやってください。
もうひとつのブログ --> abandonné cœur.