冬至草

カテゴリー │早川書房

冬至草
石黒 達昌著


いろいろな事情と思うところがあってもうひとつブログを作りました。 新しいブログで書いていることは、他愛もない書きなぐりの文章になってしまっていますが、興味のある方は新しいブログの方も見てやってください。 もうひとつのブログ --> abandonné cœur.

 
この記事へのコメント
もう、お読みで。
石黒さんは、いいですよねぇ。
私は、もっと注目されてしかるべきだと思っているんですが。
そうですか、絶版。
ハネネズミ、大好きなんですけど。
石黒さん情報ですが、2007年にハネネズミが英訳出版されるそうです。
ロシアでは既に出版済みだとか。
海外での評価の方が高そうな作家ではありますよね。
Posted by くろにゃんこ at 2006年07月04日 18:34
はい、読みかけの本を中断して早速読みました。
今回はいろいろなタイプの作品が収録されていて堪能させていただきましたよ。
英訳出版の話はあとがきでも触れられていたんですが、海外でも評価されるといいですねえ。
Posted by Takeman at 2006年07月04日 19:20
この作家は、ついこないだ『人喰い病』を読んだばかりなのですが、かなり感銘を受けました。会話が少なくて、地の文ばっかりなのがちょっとどうかと思いますが、なかなか面白いのは確かですね。
「分かりやすいレム」ですか。僕は「頭のいいラヴクラフト」みたいな感じを受けました。
『冬至草』も面白そうなので、読んでみたいと思います。
Posted by kazuou at 2006年07月04日 22:29
>会話が少なくて、地の文ばっかりなのがちょっとどうかと思いますが

そこがいいんですよ、研究記録もしくは報告書みたいな理系の文章が(笑)
ラヴクラフトは読んだことがないのでちょっとピンとこないのですが、「新化」を読んだときは読者に媚びないマイケル・クライトンだと思いました。
Posted by Takeman at 2006年07月05日 11:00
読みましたよ。
面白かったです。
私は「月の・・・」が好きですね。
ユーモアが感じられて。
嘘八百を嘘とさせないところがレム的ではありますね。
そういったトンデモは大好きなので、石黒氏のような作家が日本にるということが嬉しいです。
あ、今、日本にはいないのか。
Posted by くろにゃんこ at 2006年08月21日 09:12
「月の……」が良かったという人も結構いるようですね。
私は、未知なるものがある種の幻想性を保ったままきれいに解体されていく話の方が好きだったので、ちょっと物足りなかったんですよ。
Posted by Takeman at 2006年08月21日 13:36
 
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